意味であり、人間の真実だったのです。 つまり独り善がりが、「ただ我が独り尊いと言う」人間の実態であり、自我を我とする、「唯我」の正しい意味だったのです。 ですから釈迦は、このような自我も含めて「唯我独尊」と言われました。 何故なら、自我が自分であり、人であり、我だったからです。 あれあれ?・・・ それでは「うぬぼれ」が「唯我独尊」の正論ではないですか。 はい、そうです。 待って下さい。
いや、これでいいのです。天上天下唯我独尊とは、完成した人間を指す言葉では無く、
迷い傷つき苦しむ未完成な、私達人間の実態を指す言葉だったのです。
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