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       善悪・美醜・損得・総ての中道を行くのです。(中道とはあいまいでは有りま
       せん。)世の中の一切を平等の心で見る事です。
       一方だけを見て他を無視する事が有っては、中道ではありません。自分を見
       返す時も同じです。常に平等の心で自分自身を見て、悪に染っていないか、
       善にかぶれていないかを、確認しながら中道をいくのです。

縁起とは   一切の事には原因が有ります。私達は因果因縁の縁起に生きています。この
        事実を見極める事です。
四諦とは   人間には四つの真実があります。この真実が、世の中に実在する事を、しっ
        かりと諦める事です。

 「諦めるとは」明らかにすると言う意味です。物事は明らかになれば、諦めることができます。

  苦諦(くたい)・・・・・苦は小我だと、諦める事です。

  集諦(しったい)・・・・・小我は因縁の集まりだと、諦める事です。

  滅諦(めつたい)・・・・・小我を滅せば大我に目覚めると、諦めることです。

  道諦(どうたい)・・・・・大我とは真我に還ると、諦める事です。

 これを四聖諦(ししょうたい)と言います。


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